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高齢者救急システム「救命くん」アプリとは

あなたの施設の救急体制、本当に安心ですか?
  • 救急隊員にご利用者様の既往歴など情報伝達方法
  • 救急隊員や医師にどんな情報提供をしたかの情報内容
  • 救急車同乗は介護保険業務外行為となる事への施設の対応

 

・毎年増え続ける高齢者の救急搬送

・ワンオペでも躊躇なく救急要請できる環境整備

・救急隊への迅速な情報提供体制の構築

・転院時のフォロー体制

 

 ・主治医に連絡がつかない時の対応

 ・1人暮らしの利用者様が心配

 ・搬送病院先がなかなか決まらない

 ・病院と病院の連携による施設のバックアップ体制

救急車を呼んだ時、容態も心配な為「同乗したい」という気持ちは介護職員なら誰もが持ちます。しかし施設に残された要介護者の体調が急変する可能性もあります。ヘルパーさんの訪問を待っている独居高齢者であれば、訪問した時に自宅で倒れている可能性もあります。二次被害を起こさないためには「冷静な判断」も必要ではありますが仕組みそのものを見直す必要があります。

ヘルパーさんであれば「介護保険制度」、病院であれば「医療保険制度」で動いています。救急車内や移動中はどちらの制度に当てはまらず、両制度の障壁になっています。

確かに制度上はどちらの範疇でありませんが、責任の押し付け合い等で無駄な時間を費やすより「最優先すべき人命を守る行動」こそが我々の使命ではないでしょうか?

医療・介護ともに従事者不足の深刻化が予測される中、「情報提供」の仕組みを変える事で見えてくるものがあります。もちろん各病院・施設の努力のみでは達成できませんが「救える命を救う」という認識に立ち、今から情報提供環境を整え積極的に対応を始めるべき時だと言えます。

医療従事者の視点で望ましいと考える医療は、安心し、誇りをもって行える医療であり患者さんが求める多様な要望に迅速かつ適切に応え、良質で効率的に医療を提供することです。

社会が急速に変革しているにも関わらず従来の「情報提供」方法を変革しない事が問題で、ITを積極的な利用することで地域で求められている新しい「情報提供」方法や「救急車への同乗」をも不要に出来る対策を考慮す事が安心して暮らせる地域社会の実現へとつながります。

平成26年11月1日、組織的な活動を拡げる為「地域医療介護連絡会」を発足しました。

当会は11の医院・クリニックと介護施設で組織されており、救急医療が抱える問題点とその解決方法を毎月話し合い「救命くん」という救急要請アプリを作成致しました。

このアプリは、事前に「情報を登録」しておく事で複数の医療機関にわたる連携体制が構築できるだけでなく、救急車への同乗も不要となります。

高齢化に伴い複数の病態を持つ多様な容態の方も多く一医療機関では対応できないケースもあり病院連携の構築は必要不可欠です。医療の提供は個別対応であって、身体の状態や要望によっても異なるからです。

医療を適切かつ円滑に行うためには組織的運営は必要で、部門的な連携を実現するため「地域医療介護連絡会」という名称で組織を発足致しました。各病院名は下記の通りです。

神戸市垂水区

神戸市西区

明石市

病院数は今後増えていく事が予想されます。

「救命くん」は、緊急要請ボタンを押すと同時に病院救急車が出動し、その間に受け入れ先病院をシステムが探し、救急車到着と同時に病院へ搬送する救急システム(アプリ)の名称の事です。
救急の現場を知り尽くした、医師や介護施設等の専門家が平成26年11月から何度も話し合いを重ね作りだした新しい救急搬送の仕組みです。
消防救急車の出動回数が増加の一途を辿っていますが、緊急性の低い患者さんを病院救急車が搬送する事で消防救急の負担を軽減する狙いもあります。
当初は令和2年春からスタートする予定でしたが、コロナ禍の影響とアプリの最終調整で令和4年の春にスタートすべく最終調整を行っております。
超高齢社会にも耐えうる医療介護の連携体制を実現する事で、安心して暮らせる地域社会の実現」を目指しています。

 

赤いボタンを押すと救急車が出動します

希望搬送先病院に連絡が入ります

 

 

介護施設の場合は、携帯を使わずパソコンからご入居者様の救急要請が出来るソフトをご利用頂けます。
スマホアプリは、在宅やデイサービスのご利用者様向けです。

 

 

緊急出動から現場到着までの時間は、消防署の救急車と比べても時間的な差はありません。
時間の差が生じるのは、現場に到着してから現場を出発するまでの滞在時間です。
一般的に救急車は、到着してから搬送先病院を探し始めますので、受け入れ先病院が決まるまでその場を動かず、数十分間もその場に救急車が滞在したままの状況をご覧になった方は多いと思います。

弊会の「救命くん」は、救急要請と同時に、ご入会時に決めておいた「希望搬送先病院」に受入確認をシステムがとります。救急車が現場に向かっている間に、決定した搬送先病院を救急隊員に通知する仕組みです。救急隊員は現場到着後すぐに病院へと搬送介しますので迅速な治療が可能です。
病院側もご入会時にご登録いただいた事前情報を確認する事により、受け入れ態勢を素早く整える事が出来ます。また、知らない遠くの病院へ搬送されることを回避できます。

 

 

想定外の怪我や病気の備えとして、病病連携(病院と病院の連携)の体制をとっております。
また病院間の移動中、体調変化による事故を未然に防ぐため、救命救急士が救急車には同乗し、医師の助言の元で脈拍や血圧測定など一定の医療行為も行います。
想定外の怪我や病気の場合でも、かかりつけ医が指定した病院に搬送する体制を整えていますのでご安心ください。。

 

 

使用する車両は消防救急車と同じ高規格救急車を使用します。
当連絡会の救急車は、病院救急車を使いますので赤色灯をクルクル回しながら緊急走行致します。

 

 

同乗者は不要ですので要請も致しません。
このご質問は、介護福祉施設関係者から特に多くいただきます。
介護の現場が手薄な時間帯や現場を離れることが出来ない場合でも、介護業務に専念頂けますので迷わず救急要請いただけます。

 

 

「たとえ不安があっても住み慣れた自宅で暮らしたい」という声は非常に多いです。
日々の生活の中で、起こりうる様々な危険を回避するためにも、事前の「備え」は大切です。
もしもの時に迅速に駆け付ける救命くんは、高齢者にとっても、ご家族にとっても安心の「備え」です。

 

 

救急要請は、パソコン以外に「スマホ」や「電話」もご利用いただけます。

スマホからの通報方法

固定電話からの通報方法

ご自宅や外出先で急に具合が悪くなってしまったら
我慢せず、直ちに通報してください。
病院救急車が迅速に駆けつけます。

※現在の外出時対応エリアは、神戸市垂水区・神戸市西区・明石市となります。

高齢者は、入院をきっかけに介護が必要となるケースは少なくありません。
退院後の暮らしはどうしたらいいのか?在宅介護かそれとも施設に入居するのか?施設入居の場合、どんな選択肢があるのか?
など悩み事は尽きません。
厚生労働省が、住み慣れた地域で生活できるように、地域内でサポートする「地域包括ケアシステム」の構築に動いてることを受け、
退院後にベストな選択ができるよう、ケアマネジャーが要介護者やご家族のご相談に応じたり、要介護認定申請における調査などを行うなどの サポートをいたします。

介護サービスはケアプランがないと利用できませんので、ケアプランを作成するケアマネジャーは、なくてはならない存在です。
ケアマネジャーは

  • 利用者本人や家族に対して適切な介護サービスの提案
  • 介護保険の申請代行
  • ケアプランの作成
  • 介護に関わる各種手続き
  • 行政や介護サービス提供者との連絡・調整などを行います。

なお、ケアマネジャーへの支払いはすべて介護保険から賄われますので、利用者の自己負担はありません。

今までは医療を通して、地域の皆様に寄り添い続けてまいりました。
高齢化がより一層進む世の中にあって、更なる信頼に応える為には、医療と介護を連携させる新たな仕組みが必要です。
地域医療介護連絡会は、「救命くん」アプリを活用して地域の救急医療を支えてまいります。

お問い合わせはこちらから

078-978-0280(受付時間 平日9:00~17:30)