高齢者救急システム「救命くん」アプリとは

「救命くん」は、受け入れ拒否問題や病院探しに時間がかかり病院到着時間の延伸問題を解消するため、アプリの緊急要請ボタンを押すだけで病院救急車が出動し、入会時に登録してあるご希望の病院へ搬送する救急システム(アプリ)の名称の事です。
救急の現場を知り尽くした、医師や介護施設等の専門家が平成26年11月から何度も話し合いを重ね作りだした新しい救急搬送の仕組みです。
緊急性の低い患者さんを病院救急車が搬送する事で消防救急の負担を軽減する事ができます。
当初は令和2年春からスタートする予定でしたが、コロナ禍の影響により令和3年秋スタートへと延期する事を決定し、その間アプリの見直しに時間を当てることに致しました。
超高齢社会にも耐えうる医療介護の連携体制を実現する事が目的で、地域の消防本部とも情報を共有し「たらい回しのない、安心して暮らせる地域社会の実現」を目指しています。

操作はいたって簡単シンプル

赤いボタンを押すと救急車が出動します
希望搬送先病院にも同時に連絡が入ります

介護施設(法人)の方は、パソコンからご利用者様の救急要請が出来る「パソコン版専用ソフト」をご利用いただけます。

介護施設の場合は、携帯を使わずパソコンからご入居者様の救急要請が出来るソフトをご利用頂けます。
携帯は、個人やデイサービスご利用者様向けです。

病院到着までの時間は短縮できる?

緊急出動から現場到着までの時間は、消防署の救急車と比べても時間的な差はありません。
時間の差が生じるのは、現場に到着してから現場を出発するまでの滞在時間です。
一般的に救急車は、到着してから搬送先病院を探し始めますので、受け入れ先病院が決まるまでその場を動かず、数十分間もその場に救急車が滞在したままの状況をご覧になった方は多いと思います。
高齢者救急システム「救命くん」は、事前に「第1希望搬送先病院」「第2希望搬送先病院」を登録いただきますので、受け入れ病院を探す必要が無く、すぐに病院へと出発します。
よって病院到着時間が短縮でき、いち早く治療を受ける事が出来るだけでなく、知らない遠くの病院へ搬送されることを回避できます。

万が一、想定外の怪我や病気で搬送された場合でもサポート体制はあるの?

想定外の怪我や病気の備えとして、病病連携(病院と病院の連携)の体制をとっております。
また病院間の移動中、体調変化による事故を未然に防ぐため、救命救急士が救急車に同乗し搬送させていただきます。
医師の助言の元で脈拍や血圧測定など一定の医療行為も行います。
想定外の怪我や病気の場合でも、かかりつけ医が指定した病院に搬送する体制を整えていますのでご安心ください。。

救急走行できるのですか?

使用する車両は消防救急車と同じ高規格救急車を使用します。
当連絡会の救急車は、病院救急車を使いますので赤色灯をクルクル回しながら緊急走行致します。


同乗者は必要ですか?

同乗者は不要です。
このご質問は、介護福祉施設関係者から特に多くいただきます。
介護の現場が手薄な時間帯や現場を離れることが出来ない場合でも、介護業務に専念頂けますので迷わず救急要請いただけます。

退院後のフォローは?

退院後のフォローアップ体制として、地域の医療介護施設が連携する体制を整えています。
病院に通院してのリハビリ、ご自宅での訪問リハビリ、介護福祉施設での入所・通所リハビリ、特殊外来でのリハビリなどなど一人一人に合ったフォローアップ体制を構築しております。

離れて暮らす親が心配なのですが?

「たとえ不安があっても住み慣れた自宅で暮らしたい」という声は非常に多いです。
日々の生活の中で、起こりうる様々な危険を回避するためにも、事前の「備え」は大切です。
もしもの時に迅速に駆け付ける救命くんは
高齢者にとっても、ご家族にとっても安心の「備え」です。

救急要請はスマホのアプリからだけですか?

「救命くん」アプリからの通報方法

スマホ操作が苦手ならキッズ携帯で代用いただけます

固定電話からの通報方法

ご自宅や外出先で急に具合が悪くなってしまったら
我慢せず、直ちに通報してください。
病院救急車が迅速に駆けつけます。

※現在の外出時対応エリアは、神戸市垂水区・神戸市西区・明石市となります。

高齢者は、入院をきっかけに介護が必要となるケースは少なくありません。
退院後の暮らしはどうしたらいいのか?在宅介護かそれとも施設に入居するのか?施設入居の場合、どんな選択肢があるのか?
など悩み事は尽きません。
厚生労働省が、住み慣れた地域で生活できるように、地域内でサポートする「地域包括ケアシステム」の構築に動いてることを受け、
退院後にベストな選択ができるよう、ケアマネジャーが要介護者やご家族のご相談に応じたり、要介護認定申請における調査などを行うなどの サポートをいたします。

介護サービスはケアプランがないと利用できませんので、ケアプランを作成するケアマネジャーは、なくてはならない存在です。
ケアマネジャーは

  • 利用者本人や家族に対して適切な介護サービスの提案
  • 介護保険の申請代行
  • ケアプランの作成
  • 介護に関わる各種手続き
  • 行政や介護サービス提供者との連絡・調整などを行います。

なお、ケアマネジャーへの支払いはすべて介護保険から賄われますので、利用者の自己負担はありません。

今までは医療を通して、地域の皆様に寄り添い続けてまいりました。
高齢化がより一層進む世の中にあって、更なる信頼に応える為には、医療と介護を連携させる新たな仕組みが必要です。
地域医療介護連絡会は、「救命くん」アプリを活用して地域の救急医療を支えてまいります。

お問い合わせはこちらから

078-978-0280(受付時間 平日9:00~17:30)